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粋な酒蔵 三千櫻

来月、酒会を開く三千櫻さんの事を伝えるのに何か資料はないものか?
とパソコンの中を調べていましたら、2010年に自分が書いた資料を発見しました。
コレをウエブに出すと差しさわりがありそうな気もしましたが、
三千櫻という蔵のことを理解して頂きたいという趣旨で、
このブログにUPします。
特定のどこかの蔵を誹謗中傷するために書いたわけではないと言う事をご理解のうえ、
下の文章をご笑覧頂ければ幸いです。

sDSCN6159.jpg

粋な酒蔵 三千櫻

お酒の表示に、純米、純米吟醸、純米大吟醸などありますが、基本的には、右にいくほど高級なお酒になります。呼び名は、原料米をどれだけ多く磨いたかによって、変わります。

因みに、
純米     精米歩合指定無し(精米歩合の表示義務あり)H15年12月31日までは70%以下の指定あり
純米吟醸   精米歩合60%以下(40%を磨いて除く)
純米大吟醸  精米歩合50%以下(50%を磨いて除く)

そういう知識を逆手にとって、品質が悪く安価なお米を(見かけ上)高精白し、「大吟醸」と名のる酒蔵も意外と多いのが現状です。
冷静に考えれば、「磨くに値する米」を磨くから「高品質な酒」になるのであって、「磨くに及ばない安価な米」を磨いても「安価な米を高精白して造った安価な酒」にしかならないのは自明の理なのですが。
ですから、4合1,500円の大吟醸があったら、そういう表示を選ぶなんて野暮な蔵元だなと感じてしまいます。(なんにでも、値ごろというものがあるのですから)


三千櫻のお酒の表示は、それとは真逆の考え方です。
精米歩合50%以下であれば、「純米大吟醸」と名のれるところをあえて「純米」と表示しています。
確かに、裏ラベルには精米歩合40%と書かれており、知っている人にはすぐに「純米大吟醸」だとわかるのですが。

わかる人にわかってもらえばよい。
飲み手に味で評価してもらえば良い。

という姿勢は、「実直で志の高い蔵元」の心意気を静かにあらわしています。

                    20100805 文責 酒のひろせ 広瀬史樹





どんな、ことにも例外はあります。
たまたま、この文章に当てはまるようなスペックのお酒があったからと言って、
そのお酒のことを良くないと言っているわけではありませんので、
誤解なきようお願いします。
低精白の純米酒で、旨みのしっかりのった酒にチャレンジしたり、
一般米で美味しい純米酒を造られるお蔵も沢山出てきて喜ばしい動きだなと感じます。
そのようなお蔵では、やはり安価な酒に大吟醸とはつけていないようです。


三千櫻さんの表示については、
本音を言えば、やはりいいお酒であれば、
「純米大吟醸」と分かり易く表示してもらいたい。
との気持ちはあります。
ご進物でお酒を選ぶとき、飲食店さんでお酒を選ぶとき、
売り手は美味しい高価なお酒だと分かっていますが、
進物の貰い手、飲食店さんのお客様には
いまひとつ、その良さが、伝わりにくいと感じるからです。

ただ、蔵元の高い志については、やはり素晴らしいと思わずにいられません。
ながながと小難しい事を書きました。(ここまで読んで下さった方に感謝申し上げます。)
酒のひろせが、三千櫻をおすすめする気持ちが少しでも伝わると嬉しいです。

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