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2008年10月1日(日本酒の日)「小左衛門」さんのお蔵に伺いました。

10月1日は「日本酒の日」なのに、
酒のひろせは定休日でお休み。
(日本酒の日なら、お店を開ければ良さそうなものですが)
実は、「始禄・小左衛門」で有名な瑞浪の中島醸造株式会社さんへお邪魔していました。
本日、お酒が入荷して来ましたので先ずはそのご案内から。

小左衛門 純米吟醸 美山錦 IMG_1605.jpg
1.8L 3,100円(税込)  720ml 1,550円(税込)

麹米:長野県産 美山錦50%
掛米:長野県産 美山錦50%
日本酒度 +1
酸度 1.3
アルコール 17.1%
原酒を瓶燗急冷したもの。IMG_1606.jpg
柔らかな味わいで、飲み下す時に綺麗な吟醸香を感じさせます。

旨いです(*^_^*)

蔵元さんから、私共(特約店)へ頂いたコメント(抜粋)
 私達は、18年度醸造より、農家の方々とお米を契約栽培していただいてきております。その中でも最も熱心な農家さんは、長野県駒ヶ根山の麓で美山錦を育成する方々です。一番熱心な農家さんは全国に勉強にも出かけ、安心、安全、そして力あるお米を作るために、昨年から「有機栽培」に取り組んで来ており、まずはJAS有機獲得に向けて動いています。そして国際有機も一緒に獲得する予定です。
今年は、美山錦を「特別純米」(通年商品)と「純米吟醸」(季節限定品)と2種類作らせていただきました。
 10月、お酒が秋あがりするこの初秋にご案内するのは「純米吟醸 美山錦」です。しっかり味の乗ったこのお酒は、そう、農家さんが挑戦した安心で安全な「有機栽培」1年目のお米です。1年目ではまだ「有機」は表示できませんので「自然共生米」と肩ラベルで謳わせていただいています。実際、圃場には所々に稲穂より背の高い草が生えており、除草剤などの農薬を使っていない様子を見ることが出来ました。皆さんで、この農家さんを是非応援して下さい。山の麓、清流が轟々と流れ、風が通るこの美しき圃場で新たな挑戦が行われています。
日本ではまだ遅れている、”原料の安全性”、これを今一度消費者の皆様に熱く、お伝え下さい。
P1000047a.jpg
                    P1000049a.jpg
                                         P1000051a.jpg

 


とにかく、真面目に正直にお酒造りに取り組んでみえるお蔵です。

お蔵はJR瑞浪駅から歩いて7分ほどIMG_1532.jpg
今日は、小左衛門さんがお迎えに来てくださいました。

商品がディスプレーしてある建物IMG_1533.jpg
ここで試飲をさせてもらうことが出来る。

気持ちの良い中庭IMG_1534.jpg
大きな榎が中央にある。

光の入り方が心地良いIMG_1535.jpg

酛場(もとば)IMG_1536.jpg
山廃はこの建物の蔵付き酵母によって発酵します。
ここには今年からかなり多くの蛍光灯が付けられました。建物のイメージからすると一見ミスマッチのようにも見えるのですが、蔵内の掃除を徹底するために先ず、明るくすることを優先しました。(蔵内の他の建物も同様の理由で蛍光灯が付けられています。)

2連の洗米器IMG_1537.jpg
凄くシンプルな器械なのですが車一台分のお値段だそうです。^_^;この器械に限らず、酒造用器械は販売台数が少ない事もあって非常に割高です。しかし、その甲斐あって、この器械を使うようになってから、洗米、浸漬のコントロールがしやすくなり、ぬか臭さが減少して、格段に良い蒸米が出来るようになったそうです。
酒造りは「一麹、二酛、三造り」と言って、良いお酒を造るのに、一番大切なことは良い麹米を造る事だと言われています。良い麹米を造るには良い蒸しが必要で、良い蒸しのためには、良い洗米が必要になるのです。その一番始めの洗米が良くなったことには大変大きな意味があります。

次の工程の蒸しは甑(こしき)という器械を使うのですがこれも最近、高性能のものを導入されました。(お値段は、高級外車一台分だそうです。桁が変わる手前ぐらいらしい^_^;)満遍なく蒸しが出来るそうで、外硬内軟の良い蒸米が均一に出来るそうです。(均一に原料処理をするのが理想的なんです。)
その器械が下の写真です。(って、前にヒトがいて良く見えないですね。お酒は人が造るので、道具はなんとなく写ってれば良いんです。見ても良くわかんないし(^^♪)

左から、山本さん、小左衛門さん、渡辺さんIMG_1538.jpg
※山本晶以(てるゆき)さんは、槽(ふね:お酒を搾る)の担当で、「お米の検査員」の資格を取得中。つい最近「食の安全」が問題になって、報道されるようになって来ましたが、このお蔵は、もっと以前から原料米の品質や安全に気を配ってきました。今回の「お米の検査員の資格取得」もその流れの一つで、原料の安全はもちろんのこと、お酒の原料であるお米の品質を蔵自身で判断、評価出来るようにしてより良い酒造りに役立てようと考えてみえます。
※渡邊良平(りょうへい)さんは、頭(かしら)で、酒母、モロミの担当。アルコール度数20.2度もある「梅酒用の純米酒」を造っています。(純米酒で、20.2度は初めて聞きました。ビックリ!)世界中の醸造酒(蒸留もアルコール添加もしていない)のなかで、20度以上もアルコール度数が上がるのは日本酒だけ。これは日本独自の発酵方法(並行複発酵)のおかげなんです。

600Kgの小仕込みに適したタンクが並んでいます。IMG_1539.jpg
他にその倍ほどの仕込みのタンクもあります。

大型冷蔵庫の中で出荷作業中の矢野さんIMG_1540.jpg
矢野高志(たかし)さんは、瓶詰め、出荷担当。
出荷直前まで品質管理が徹底されています。

大型冷蔵庫の入口IMG_1541.jpg
拡大をしていただくと分りますが、木製の扉です。右がリフト用の大きな扉で、左が人間出入り用の小さな扉。

蔵内に井戸水を配水するための給水塔(左)と蒸留塔(右奥)IMG_1542.jpg
給水塔の下にある井戸から、井戸水をこの塔の天辺にくみ上げ、自然落下の力で蔵の彼方此方に水を給水しています。右奥に見える蒸留塔は現在、使用されていません。(現在は、蒸留酒は製造していないそうです)

所謂ヤブタ式の搾り機(メーカーは忘れました^_^;)IMG_1544.jpg
この機械か、袋吊りで絞ります。
もう一つ、直組みという方法をとることもあります。ここの直汲みはガスが残って新鮮です。
立派な槽(ふね)も別の場所に2台もありましたが、作業性や酒質を考えてあえてヤブタ式を選択してみえます。

コンテナ式の冷蔵庫IMG_1546.jpg
外観は二つ前の写真の2つの塔の間にに写っています。確かマイナス2度の設定になっていたような気がします。(不確かですみません^_^;)
在庫管理もしっかりなされていて、IMG_1547.jpg
適熟(てきじゅく:飲み頃に熟した)のお酒が出荷出来るようになっています。

高い給水塔が、印象的です。IMG_1549.jpg

火入れの器械IMG_1551.jpg
見た目はシンプルですが、作業性も良く、火入れ後、急冷出来るように設計されているため、酒質向上に役立ちます。
IMG_1552.jpg
水門が手前と奥に付いているのがポイントIMG_1553.jpg
どのように凄いかを文章にすると長くなりますので、ご興味のある方は店頭でご質問下さい。お茶でも飲みながらゆっくりご説明させていただきます。(*^_^*)

樹齢何百年のイチョウの樹IMG_1554.jpg
大きく力強いので、銀杏の実もビックリするほど凄く大きいです。IMG_1555.jpg
拡大すると実がびっしりと付いているのがわかります。IMG_1557.jpg

左は弟さんの修生さん右はお兄さんの小左衛門さん(*^_^*)IMG_1558.jpg
中島修生(のぶお)さんは、この蔵の杜氏さん。ご兄弟が力をあわせて蔵を守っています。お兄さんの小左衛門さんがおっしゃるには、修生さんは、普段余分な事を言わない寡黙な方なのだそうです。ところが、今回、私がお目にかかってすぐに、弟さんが、お酒のことや流通のことを熱く語られたので、お兄さんとしてはちょっとビックリされたようです。それだけ今年の酒造りにかける意気込みが強いのでしょうね、との事。今年は初めてタンク一本だけ「摺り酛」をされるそうで、そのお話をされている時の修生さんの眼差しの強さは印象的でした。ご兄弟ともお話される時にじっと目を見て話されるのですが、その視線が真っ直ぐで心地よかったです。「良いお酒を造る」ことに心から正直に取り組んでみえるのがひしひしと伝わってきました。
そして、一番印象的だったのが「お客様からの反応で、ウチのお酒や蔵に悪いところ、変えたら良いと思うことがあったら、どんなことでも言って下さい。より良く変えていきますので。」と言われたことです。通り一遍の社交辞令やポーズなどではなく、本心からより良くしていきたいと思ってみえる事が良く分りました。

蔵内を案内していただいた後はIMG_1560.jpg
酒のひろせのお客様のお顔を思い浮かべながら試飲をさせていただく。

美人の奥様IMG_1561.jpg
明るくて素敵なご夫婦です。(*^_^*)

これは、未発売のお酒(リキュール)IMG_1562.jpg
きれいなピンクですが、何由来の色かわかりますか?飲むと爽やかで美味しいです。不思議なことにリキュールなのにお燗も出来る。お燗をすると酸味がより強くなって味の印象がかなり変わります。(^^♪このお酒もそのうち、ご案内出来るようになると思います。

薬剤師の方がプロデュースされたハーブティーIMG_1565.jpg
生活のシーンによって飲み分けることが出来ます。

試飲も終わってお茶をいただきながらお話をIMG_1567.jpg

仙橘軒(せんきつけん)IMG_1568.jpg
此方で、一日一組だけお食事を楽しめます。IMG_1570.jpg

瓦屋根が美しい母屋IMG_1575.jpg
                     IMG_1576.jpg

お蔵の門IMG_1577.jpg

門の向かいには観光バスが止められるスペースもIMG_1578.jpg

中庭に生えている榎は樹齢約50年IMG_1582.jpg

樹の奥が試飲をさせていただいた建物IMG_1583.jpg

門を中庭から見るIMG_1585.jpg

中庭に生えていて、伊勢湾台風の時に倒れた榎の幹を使ったベンチIMG_1587.jpg

長野県産 美山錦IMG_1588.jpg
作りは有機なんですが、今年は一年目なので有機を名乗れずに「自然共生米」としての扱い。




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「酒のひろせ」の店長です。


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